「家庭 モラル・ハラスメント」熊谷早智子著を読んで。

図書館で借りた「家庭 モラル・ハラスメント」http://amzn.to/ufHy33 を読み終えました。
著者の熊谷さんが結婚生活で経験したモラル・ハラスメントを中心に書かれており、その実態、対策などについて書かれている本です。
こんなひどい目にあっている人が世界中に沢山いることに驚き衝撃を受けました。自分の今までの知識や情報からだいぶ離れた情報なのでそういった意味でも興味深く読めました。
私を含めて結婚しない人(私は出来ないのかもしれませんが 汗)が増えているはこのリスクから逃れようとしているとも考えられます。
モラル・ハラスメントについて私の持っていた情報は、新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件(wikipedia http://bit.ly/u50ayv)位だったので、ハラスメントとしてどのようなことが行われているのか、なぜそんなことが起こるのかなどの情報が全く無かったのでいろいろと参考になりました。
しかし、今まではモラルハラスメントを含めたドメスティック・バイオレンス(DV)は男性(夫)から女性に対して行うものだと思っていましたが必ずしもそればかりではなく逆も大いにあるのだろうと思いました。
どんな人間関係でも完全に平等な対象関係になることは無いと思っているので、本人が気づいて行動を起こさないと表に出ないと考えます。要するに何事も本人がおかしいと思って改善していくように能動的に行動しないと、なにも変わらないという事が良く分かりました。