お客様は神様ではない

昔の話ですが、三波春夫さんが「お客様は神様です」という発現があって広く伝わったように思います。もう30年以上前の話だと思います。
http://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html
しかし、お客様は神様では無いと考えるのです。
お客様というのはあくまでもお金と引き替えに、商品、サービスまたはその複合品を受け取るのであって、お金を支払うのは必ずしも上位にいるわけでは無いと考えます。
繰り返すようになりますが、物々交換が出来るわけではないので引き替えのものとしてお金を提供しているだけで、必ずしもお金を支払っている側が絶対的な支配力など到底持っているわけではないのではないでしょうか。
デフレ不況のせい(断言してしまいます)で相対的なお金の価値が高くなりすぎてしまったので、お金を支払うのは崇高な行為でお金を頂けるのはとてもありがたい事だという風潮になりすぎてしまったように感じています。
従ってお金を支払う方が貴重なお金を提供しているのだから、無理難題をぶつけたって良いはずだという、非常に問題のある勘違いをした人がクレーマーなどになってしまっていると考えるのです。
上記のリンクも是非読んで下さい。
デフレ不況については別の機会に書いてみようと思います。