マンガだけの読書はなぜ良くないのか

結論は必ずしも活字に強くならないから、また、事実や真実を見定める力が付かないからです。
マンガは絵を中心に見て、活字を補足情報として見る事も可能なので必ずしも活字を読まなくて理解できてしまいます。要するにマンガだけ読んでいても、活字に強くならないからです。マンガの絵を見ずに活字だけを見る人はいませんが、逆は多くいるはずです。これではマンガばかり読むようになる。正確に言うとマンガを見ているだけです。
自分で体験しない情報の多くは活字から取得することになるので、活字から情報を入手する術が必ずしもうまくはならないからだと考えます。活字から正確に情報を取得する力が強くならないからです。
また、マンガは絵を書ける人の情報だけになるので、絵を書けずに活字だけで情報を発信している人(私はそうです)の情報を受け取らないことになります。
従って、情報を受け取る対象を制限してしまうので正しい情報を受け取れなくなる可能性もあると考えます。
真実や事実は大量の情報から選別して判断しなければならないので、多くの意見や情報から真実を見定める必要があると考えます。
マンガだけではなく活字も読みましょう。マンガは絵本のようなものなので、絵本を読んで褒められるのは、小学校低学年までだと思います。