マニュアルは意味を理解しないと活用できない

業務などのマニュアルは記載されている内容に従って作業をするだけでは、マニュアルを本当の意味では活用できません。
マニュアルに記載している事柄は、なぜそうなっているかを理解しないと活用したことにならないのです。
これはどういうことかというと、具体的にコンビニで例に上げるとお弁当などの商品を購入した際に「レンジで温めますか」と聞きますが、マニュアルを優先してしまうと先にお客さんに「温めてくれ」と言われた時の例外処理を行えなくて、ここで判断がつかなくなったりして、ちょっとしたパニックになってしまうのです。このようなことにならないようにするために、マニュアルどおりに進めるのではなくかごの中身をみて、手順が頭の中ですぐに出来上がるようにする必要があるのです。「お弁当が入っているから温めるか聞くべきだし、箸を用意する必要がある」「デザートが入っているからスプーンを用意する」「暖かいものと冷たいものがあるので袋を分けるべきか聞く必要がある」などを、何を理由にしてそうするべきかを瞬時に判断がつくようなのようにするためなのです。