マイクロソフトプレスの本はなぜ高くても売れるのか

結論からいきます。マイクロソフト社製品は有償でお金を払うことに躊躇をする層は含まれていないからです。
そもそもOS、オフィススイーツ製品及び開発環境などのパッケージ商品はお金を払っているので、お金を支払ってサービスを受けることに対して敷居が低いからだと考えます。これはアップル社製品でも同じことが言えます。したがってソフトウェアにお金を支払っているのだから、書籍にもお金を払うのは当然だろう無意識的にとらえるからです。それにちょっと話はそれますが、お金を支払っているのだからそれなりの機能と性能を誇っているはずだとなんとなく思ってしまうものです。ティッシュくらいなら無料で受け取りますが、パソコン無料ですには必ず裏があると考えるのが正常な判断です。
しかし、マイクロソフト社製品及びアップル社製品と対抗すると思われる、Linuxではそういうお金を支払ってソフトウェアを手に入れるという風習はないので、質の高い良書しか残らないと考えます。
単純に良し悪しを語るわけではありませんが、お金を支払っているものが必ずしも高い性能及び機能を有するわけではないのです。しかし、そのお話はまたの機会に。