若く見られたい人の心理

若く見られるように若作りの努力をしている人がたくさん居るようです。
「その年齢に見えない」「きれい」などと評されることに喜びを見出しているようです。
その裏の心理として、年齢に伴う成長をしていないことを隠すために若作りをしているとも見えます。
これはどういう事かというと、以前に書いた内容にも通じるのですが、本人の深層心理としてこのくらいの年齢になったらこんな人になっていたいという欲求を満たしていない場合に、それを(悪い言い方ですが)誤魔化すために若作りをしているという風に言い換えることが出来ると思うのです。
具体的には、「40歳になったら仕事も立派に出来るようになってプライベートも充実して、立派な家に住んでいるだろうとか」、「結婚して子供も出来て、育てていくためにはこのくらいの人間になっているだろう」という思い込みがあってもそれを満たしていないことを若作りして、そうなっていなくても若くみえることと相殺できているから問題ないだろうと済ましてしまうのではないかと思います。
すべての人がそうという訳ではなく、テレビなどで美魔女などと取り上げられている人を見るとそのようなことを強く考えざるを得ないのです。