2012-01-01から1年間の記事一覧

ホワイトカラーの生産性

日本のホワイトカラー(事務作業従事者)は生産性が低いと言われています。 それは何故かというと、単純作業をたくさんこなしているだけの人が多く居るからで、言い方を変えるとブルーカラーのようなホワイトカラーが多いからだと考えます。 これは具体的にど…

渡邊頼純著「TPP参加という決断」

「TPP参加という決断」渡邊頼純著を読了しました。 書籍では数少ないTPP推進派の大学教授です。 読み終えても、結局、TPPをするとなぜ日本経済が再生するのかを理解できませんでした。 TPPは原則では貿易の障壁になるものを除外するという協定です。 理論的…

マニュアルは意味を理解しないと活用できない

業務などのマニュアルは記載されている内容に従って作業をするだけでは、マニュアルを本当の意味では活用できません。 マニュアルに記載している事柄は、なぜそうなっているかを理解しないと活用したことにならないのです。 これはどういうことかというと、…

本を近所のTSUTAYAで購入して考えたこと

苫米地秀人氏著「電通 洗脳広告代理店」を近所のTSUTAYAで購入。 インターネットでは売り切れ店が多いとの情報があり、amazonには有ったのですが、紀伊国屋書店には無かったので、すぐに手に入らなくても良いし、予約をしたい本があると考えて、予約にしに行…

身近な人の言うことは意外と聞かない?

身近に居る人の考え方や、生活する上でのノウハウ、仕事を上手くやるための普遍的な教えなどは、実は意外と身近な人の言うことを聞かないのではないか考えています。具体的には、子供は親の言うことを聞かないと言うことです。 「なぜそうなるか」と言えば、…

日経木曜日の連載ネタ

日経新聞の木曜日のスポーツ欄に連載されている元プロ野球選手の豊田泰光さんの記事は面白いので野球ファンならずともお勧めです。 昨日(3/9)の内容はペナントレースの予想するために、新外国人の戦力をどう読むかが難しいとの内容でした。豊田さんの現役時…

中国の貪欲さ

昨日の日経新聞のベタ記事に「死刑囚の臓器を移植に利用」という記事がありました。 「けがれ思想」の強い日本ではこれをそのまま実現することは難しいでしょう。しかし、このリサイクルというか、貪欲なまでの再利用精神には恐れ入りますし、正直なところ日…

年をとれば自然と成長する?

私は数年前までは、人間は年を取ると共に自然と思っていましたがその考えは誤りでした。 成長する努力をしない限りは成長しないのです。 成長する努力とは何かといえば、学ぶことです。学びはいつからでも始められるし、人に教えを請うことや、本を読んで勉…

バグという呼び方は必ずしも適切ではない

情報システムではそのシステムに潜在したり、存在する障害のことをバグと呼ぶ事があります。 どのように呼ぶかは会社や組織によってまちまちですが、私はバグというのは少し抵抗があります。 なぜかといえば、バグと呼ばれるきっかけは、 http://e-words.jp/…

評価の三段階

人が何かを評価する場合は、三段階に分かれます。 それは、無視・賞賛・批判です。 数式的に評価の量で表すと「批判>賞賛>無視」となります。 全く評価にも値しないものは、無視の範疇で例えばダイソン社の掃除機が評判が良いからと言っても知らない人や関…

マンガだけの読書はなぜ良くないのか

結論は必ずしも活字に強くならないから、また、事実や真実を見定める力が付かないからです。 マンガは絵を中心に見て、活字を補足情報として見る事も可能なので必ずしも活字を読まなくて理解できてしまいます。要するにマンガだけ読んでいても、活字に強くな…

上から目線について

「上から目線」はどうやら非難や批判の対象にもよくなっているようです。 理由としては、「エラそうだ」「人事のように言いやがって」と言うような、福澤諭吉さんの「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」の平等意識から発生しているように感じてい…

物事には良い面悪い面が必ずある

どんなことでも良い面・悪い面、メリット・デメリット、功罪が必ずあります。 これはどういう事かというと、具体的な例をお金で説明しますと、良い面としてはというのは世界一便利な道具のです。金額が明示されているものは自分の財布の許す限りは使えば手に…

真実はあっても正義はない

真実や事実は存在します。しかし、正義というものは宗教の数だけ存在し、物によっては人の数だけ存在しうると考えます。 正義と真実を具体的に例示すると、例えば、正義という観点で見ると9.11に行われた、アルカイダによって行われたというアメリカへのテロ…

思ったこと、考えること、書くこと、話すことの関係

思ったことや感じたこと、考えること、書くこと、話すことの関係は、 思ったこと(感じたこと) > 考えること > 書くこと > 話すこと の関係が作られていることがよい状態だと考えます。 思ったこととは、例えば「なぜ床屋さんの休みは月曜日で、美容室の休み…

天才なんていない

一般的に使われている用語の天才はいませんが、秀才はいると思います。 天才も秀才もあくまでも他人からの評価です。従って自分で「オレは天才だ!」「私は秀才よ!」と本気で信じて疑わない人は、とてもおめでたい人です。 一般的な解釈として、天才は文字…

IT技術者によくいるタイプの人

業界的にはあるあるな話なのかも知れません。 いろいろな現場に参画して思う(感じる)のは、システムを一人で管理して仕様は頭の中、改修も保守も自分一人で対応してしまう人は、いつまでそのシステムを管理するつもりなのか、疑問に思います。 周りの人も放…

東洋経済のトップニュース記事の「政治圧力に屈した日銀右顧左」

この記事によれば、デフレ脱却は難しいのとのこと。人口動態とグローバル化が続くのでデフレの原因だと結論付けています。 そんなことはなく、人口動態とグローバル化が問題ならば日本だけがデフレが続くこと自体おかしいのです。要するに、日本円の価値が高…

「ウェブ進化論」梅田望男著を読んで思うこと。

6年前にすでに巨人化していたGoogleの更なる成長を予測していた。 Googleの目指す「全ての情報を整理するという野望を実現しており、その対象はあくまでもログインしないでアクセスできる情報に限られる。 Googleの整理しているWebの情報空間は現実世界と別…

今朝(2012年2月21日)の日経新聞の記事

証券会社を語った詐欺が相変わらず横行していて、かなり騙される人が多いという記事があり証券会社は原因究明を行うとありましたが、これは証券会社には出来ない2つの要素があると考えております。 それは「マーケティング」と「情動に訴えること」です。 マ…

トマトの流行について

納豆で懲りてないのですかね。 トマトでメタボが治るほど簡単な話ではありません。 歴史に学ばなければいけないのは、政治や経済だけではないでしょう。 この手の話は繰り返されるのでしょうね。 思い出すのは、りんごダイエット、一日一快食、ワイン、など…

日経新聞の消費増税に関するアンケートは誘導尋問です。

2月20日の日経新聞朝刊のアンケート記事に『「引き上げ必要」6割』のサブの見出しがありました。 よくよく見ると、最初の質問内容は「社会保障制度を維持するために消費税率の引き上げが」で回答には2パターンあり「必要だ」と「必要だと思わない」が用意さ…